小径自転車メンテナンス・整備&修理
音鳴り対策(ブレーキ周り、チェーン周り、変速機周り)

用意するもの
新しいシューや紙やすり等(必要に応じて)

必要工具
スパナや六角レンチ

自転車から、ガチャンガチャンとかキーキーとか不快な音が聞こえ始めたら、場合によってはそれが故障の前兆だったりします。早めに手を打っておくことをおすすめします。


ブレーキからの騒音
ブレーキからキーキーうるさい音が聞こえる自転車には時々遭遇します。
キャリパーブレーキやVブレーキについては、ブレーキシューのリムに当たる側の表面を粗目の紙やすり等でザラザラにし、リムの表面に付いたゴムの跡などを綺麗に掃除することで軽減できます。
また、シューの表面に溝を切ることでも効果があります。

ス ポーツタイプのブレーキでは、トーイン調整という、ブレーキシューが上から見て「ハの字」にリムに当たるように調整が可能になっています。トーイン調整も 音鳴りには効果があるそうです。シューを取り付けるボルトを緩めて、ブレーキシューとリムの間(後ろ側の終端付近)にトイレットペーパーの芯程度の厚さの 厚紙を挟んで、ブレーキレバーを引きながらボルトを固定すると簡単です。

注意:ブレーキシューが極度に減っている場合はまずシュー交換を行ってください。交換したばかりのシューは音が鳴る場合がありますので、最初に紙やすりで表面をザラザラにしてから装着すると良いです。

後ろ側のブレーキの音鳴りで、ブレーキのタイプがバンドブレーキの場合(安価なママチャリや折りたたみ自転車の後輪で良く使われている)は、ブレーキ交換以外で音鳴りを改善させる方法は無いと思います。
乗ってから最初に掛けたブレーキが一番大きく鳴る場合もあるので、あらかじめがっつり鳴らしてから乗る、というのもアリかもしれません。
バが
ドブレーキはサーボブレーキ(バンドブレーキに似ているけど音が鳴りにくい)に比較的簡単に交換が可能ですので、気になったら交換してしまうのも良いと思います。


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