小径自転車(折りたたみ自転車・ミニベロ)カスタマイズ・改造・ドレスアップ
①専用工具無し 調 整なし
ハンドル交換

用意するもの
ハンドルバー

必要工具
六角レンチかスパナ
ブレーキレバーのタイプによりドライバーも必要
グリップを外す際にパーツクリーナーが必要になる場合もあります。

ハンドルにも様々な形状があります。形状により乗車姿勢が変わり、疲れ方やお尻の痛み等にも影響がある部品です。交換は簡単ですので自分の好みに合わせて 選ぶと良いと思います。
※ ハンドルにも規格があり、固定部分(クランプ部)の太さが違うものが存在します。一般的なものは25.4と31.8で、太い方はスポーツ車のドロップハン ドル等に多く使われます(他にBMX用の22.2なんかもあります)。ママチャリ用はほぼ25.4で、フラットバーと呼ばれる真っ直ぐなタイプのハンドル も、このサイズが多いです。購入の際に確認して間違えないようにして下さい。

☆よくあるフラットバータイプのハンドルです。

☆ママチャリ型のハンドル。右側にグリップタイプのシフトレバーがついています。その分グリップは短いです。

まずハンドルに取り付けられている全ての物を外します。まずはグリッ プです。ハンドルの端にキャップがあれば先に外します。六角レンチで固定するグリップなら楽ですが、そうで無い場合にはハンドルとの隙間にパーツクリーナー等を噴き入れたりしながら、力をいれてゆっく り外すしかありません。個人的にはこのタイミングでグリップも新調して、古いグリップはカッターで切って外してしまう方がいいのではと思います。
グリップの隣に、回して変速するタイプのシフトレバー(グリップシフトなどと呼ばれます)が付いている車種は、この時点で外します。裏側の固定ボルトを六角レンチで緩めるだけで外すことが出来ます。
グリップの後は変速レバー(回すタイプでなくレバーを押すタイプ)やブレーキレバーです。固定ネジを六角レンチやドライバーで緩めて(緩めるだけでOK)ハンドルから抜いてしまいます。
その後ベル等のアクセサリーもドライバー等で外し、ハンドルに何も無い状態にします。
ハンドルが取り付けられている部品をステムと呼びますが、ステムの固定ボルトを六角レンチ、またはスパナで緩めていきます。ある程度緩めれば固定が解除さ れて、ハンドルが抜けるようになります。ハンドルを抜いた後はステムの内側を軽く掃除しておきます。
新しいハンドルを差し込み、軽く固定ボルトを締めて、ハンドルの角度やきっちり真ん中で留っているかをチェックします。

●グリスアップ:ハンドル固定ボルトのネジ山部分に薄くグリスを添付してください。

大丈夫ならボルトをしっかり締めこ んでハンドルを固定します。ブレーキレバーやグリップを外した時と逆の手順で再び取り付ければ完成です。
折りたたみ自転車の場合、ハンドルとステムが一体型のタイプがあり、その場合は通常ハンドル交換は出来ません。

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